1979年ミュンヘン生まれ。8歳からベルリンのアイスラー音楽院でダーヴィド・ゲリンガスに学ぶ。2000年リガのダヴィドフ・コンクール、2001年ベルリンのメンデルスゾーン・コンクールで第1位を獲得した後、2002年チャイコフスキー・コンクールで最高位受賞(1位なしの2位)、また「ロココ風の主題による変奏曲」の演奏により、最優秀解釈賞を受賞した。以来、一躍注目を集め、ロンドン響、バイエルン放響、ミュンヘン・フィル、ベルリン・ドイツ響、シュトゥットガルト放響、ザールブリュッケン放響、フィレンツェ五月祭管などを含むヨーロッパ各地のオーケストラと、またムーティ、ゲルギエフ、ティーレマン、パーボ・ヤルヴィなどの世界的指揮者と共演を果たす。
2005年3月には、ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団とランズの協奏曲を演奏してアメリカ・デビューを飾り、シカゴ・トリビューン紙には「才能に恵まれた」「英雄的」と評された。続く7月にはサロネン指揮ロサンジェルス・フィルと共演、同じく絶賛された。2006年には、マゼール指揮ニューヨーク・フィルの日本ツアーのソリストに選ばれ東京で演奏、日本の聴衆にも歓迎された。
2007/08年シーズンには、ティーレマン指揮ミュンヘン・フィル、ウェルザー・メスト指揮クリーブランド響、マゼール指揮ニューヨーク・フィル、ヤノウスキー指揮チューリッヒ・トーンハレ管、バンベルク響などとの共演のほか、ヨーロッパ各地で多くのリサイタルを開催している。
2008年10月には、初の本格的な日本ツアーを行い、東京交響楽団、札幌交響楽団と共演した他、東京、名古屋、西宮でリサイタルを行い好評を博した。
このほか、これまでの主な活動の中には、ムーティ指揮ケルビーニ管のイタリア・ツアー、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、キッシンゲンの夏の音楽祭、グシュタード音楽祭、ラインガウ音楽祭、ヴェルビエ音楽祭などへの出演がある。